豊田市美術館 / Toyota Municipal Museum of Art

日本のベストミュージアム(建築部門)では必ず上位に選ばれるであろう美術館です。谷口建築の代表作としても紹介されています。

モスグリーンのスレートの回廊、乳白色のガラス、ピーター・ウォーターの庭園、水平を強調したラインと池の配置、いずれもが完璧に調和しています。何度も訪れていますが、いつ見ても本当に美しいケンチクです。

館内はと言えば、階段、吹き抜け、大小様々な展示室、市街を一望出来る通路などアクセントのある構成になっています。特に2階のメイン展示室は、乳白色のガラスを透過した均質で柔らかな光で満たされている素晴らしい空間です。美術館の窓・外光については賛否あり、また展示する作品を選ぶとは思いますが、一方で作家さんにとってはインスピレーションが湧くのではないでしょうか?

今回の訪問時の企画はインスタレーション作家の久門剛史展。どの作品も空間を活かして美しく展示され、音や動きもあるので、一つ一つ時間をかけて見入ってしまいました。

それにしてもこの美術館、いつ来ても空いていますね。もったいない…。

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