ブック・マウンテン / Stichting Openbare Bibliotheek Spijkenisse

ロッテルダム郊外のスパイケニッセの公立図書館、通称ブック・マウンテンです。ガラスのピラミッドのような造形はいかにもMVRDVらしい建築ですが、これはかつてこの地域で盛んであった伝統的な農家の納屋をモチーフとしているそうです。
館内はその名の通り、本棚がセットバックしながら、頂上まで本が並べられています。建築家は当初屋根のない完全にオープンな図書館を構想していたらしいが、さすがにそれは無理でしょう 笑。
通路となるテラスにはガラス屋根を通して充分過ぎるほどの自然光が降り注いでおり、とても快適なのですが、やはり紫外線は本の大敵。ほとんどの本は見事に青焼けしていました。ただしこれは想定通り。この図書館では本は消耗品と考え、数年で入れ替える前提とのことです。まあ日本では難しいでしょうね。
余談ですが、消火栓がカッコ良いです。
 
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