オードロップゴー美術館 / Ordrupgaard

コペンハーゲン北部にある小さな美術館です。保険会社社長であり美術収集家でもあったWilhelm Hansen氏の死後、邸宅とそのコレクションが国に寄贈され、一般公開されています。その後2005年に、ザハの設計により新館が増築されました。

と言っても私が訪問した時は、スノヘッタの設計による新しい施設の建設のため長期休館中でした。しかし外観と庭園は見学可能ということで行ってきました。

それだけで絵になりそうな美しい森の中に、趣きのある本館と斬新なデザインの新館が佇んでいます。正直言えば、ザハらしい流れるような曲線の造形が廻りの風景に合っているかと言えばやや疑問ではあります。ただし窓ガラスに森の木々が映り込んでいて、その意味では溶け込んでいましたね。

 

< note建築探訪 >

絵に描いたような森の中のオードロップゴー美術館