松山台北文創ビル / Songshan Cultural and Creative Park

台北の中心部にある煙草工場跡地の再開発プロジェクトです。

この工場は日本統治時代に建設され、当時としては先進的に工場のみならず、宿舎や浴場、病院、庭園が整備されたそうです。工場の移転に伴って行われた再整備では、趣のある工場はそのままリニューアルされて、デザインミュージアムやショップとして活用されています。

一方で倉庫等は取り壊されて、伊東さんの設計による新築の施設(オフィス、ホテル、商業施設)が出来ました。台湾の夏の日射しを考慮して、ファサードはコルビュジエのブリーズ・ソレイユのような格子状のデザインとなっています。

この松山文創園区は建築・デザイン・アートがお好きな方であれば、リノベーションエリアを含めてとても魅力的な場所なので、時間を取って見学されることをお薦めします。

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松山文創園区